小さい本屋は楽しい。昼間に立ち寄った銀座三丁目マガジンハウスそばの「新東京ブックサービス」は名前こそ大仰だが、小さな店構えのどこにでもありそうな本屋。でも出版社が近いせいか、大きな書店に行かないと置いてなさそうな広告関係の本だとか、デザイン関連の書籍だとかがあって、見ていて面白い。こういう小さな本屋は周りの環境に合わせて品揃えをしているところが結構多くて、気が付かなかったその地域の「色」が出ているときがある。品揃えではないけれど、川口駅東口すぐのその名も「川口堂」は、夏場は朝5時過ぎから店を開け、オレが帰ってくる午後11時くらいまで営業しているツワモノな店。毎月、雑誌「Web designing」を発売日に買うんだけど、おばちゃんが顔を覚えてくれてるらしく、「いつもありがとねー」と声をかけてくれる。こういうちょっとしたやりとりも小さい店ならでは。そんな小さい本屋たち、頑張って欲しいなあ。