年末にぎゃらざめの大幅リニューアルをして、意気揚々と実家に帰り、見に来る人のリアクションを楽しみに待っていたら、年初の挨拶と一緒にはまげんがブラウザ「Opera」での表示崩れの報告をしてくれた。OperaってMac版が英語版しかなかったので、全くのノーマークだったこともあり、割とショックだったのを覚えてる。何せ今回はNetscapeでもこれでもかと表示チェックをやったからだ。
で、何も対策をしないまま一ヶ月が過ぎたころ、雑誌「Web Designing」でMac版Opera6.0日本語版が出ていることが分かった。早速インストールしてぎゃらざめのトップページを見てみると、確かにメニューボタンからロゴからトップフォトまで中央揃えではなく左に寄ってしまっている。HTMLソースを見てみた。ああここだな、というところはすぐにわかり、しかも簡単な修正で済んだ。
こういうブラウザのHTMLの解釈の違いはホントに参る。おまけに大抵は「え、たったそれだけなのに、こんなに表示が違うの!?」という微妙なものだったりするので始末に負えない。でも昔のゲームデザイナーではないけど、数ある制約の中で人を唸らせるモノを作り上げていくことの面白さも確かにそこにはある。それがWebの魅力でもあったりするわけだし。
・・・でもこれから回線がどんどん太くなり速くなっていくと、スタティックなHTMLの存在意義そのものが揺るぎかねない日がやってくるのではないかと、思ったりもしている。回線が速ければ、でっかい画像をポンを一枚張り付けておしまい!なんてことも出来てしまう。、フルFlashでサイトを作れば、ブラウザの種類なんて関係なくなる。どのブラウザで見ても同じに表示されるからだ。
・・・そんなオレの最近のネット関心事は、Appleの新しいブラウザ「Safari」。触る機会があったのだけど、まだベータ版にもかかわらず、体感できるほど表示が速い。でも悲しいかな、OS Xのみ、なんだよねぇ。先立つものがあれば、新しいMacを買うところだけど・・・。
はまげん、WINのOperaでもちゃんと表示されてますか?
投稿者 いづやん : 2003年01月30日 01:11 | トラックバック