2004年04月23日

デジカメの行方

ixy.jpg
もはやデジカメが当たり前の時代。画素数だけで見るなら、オレの持ってるIXY Digital 200と同じ性能のカメラが携帯に載っている、そんな時代。

仕事場の課長は、5年前はゲームオタクだった。オレがiMacを買って夜な夜なネットやらをしている話を聞いてパソコンに目覚め、しばらくPCオタクをやっていた。自作なんて当たり前。今はどうやらデジカメがマイブーム。200万とか300万画素のコンパクト機を何台も買っては売り、中級機にも手を出し、気が付けばニコンのデジタル一眼を二台持っている。

デジタル一眼がこれからカメラ業界全体で一番伸びていくだろうと言うのは、もう火を見るより明らかだ。ではコンパクト機はどうなのだろう? 画素数競争はもう意味をなさなくなった。なぜなら500万画素以上搭載しても無駄だからだ。A4の紙にプリントするのであれば、300万あれば十分。それ以上だとカメラの動作が遅くなったり、記録メディアのメモリーがすぐ満杯になるだろう。

IXY Digital 200でも正直今やりたいことの用は足りてしまっている。起動の遅い早い、シャッターレリーズの遅さと言う不満はあるけれど。

細かい機能のブラッシュアップはこれからも続いていくだろうが、今の携帯みたいに、見た目でなんとなく選んでもあまり機能的には代わり映えしない、そんな時代がもうそこまで来ているような気がする。新製品を見ても課長のようにときめいたりしないし、細かいスペックなんて、もう大分前にどうでもよくなっているしなあ。そうなったら、持っているだけでうれしいもの、所有の喜びが感じられるようなデザインのものが求められるのではないか。

・・・そんなことを、職場の電話からアイドル撮影会の予約をこっそり入れている課長を見ながら考えていた。GWは新しく買ったニコンのD70の試し取りに違いないな、きっと。

投稿者 いづやん : 2004年04月23日 01:47 | トラックバック
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