火無し燈篭
兎月書房 A5ソフトカバー 150円
橋本将治「火無し燈篭」
陽気幽平「首帰える(目次では「首が帰る」)
怖すぎる目次
持っているだけで呪われそうな絵
陽気幽平「首帰える」
今まで読んだ陽気作品のなかでも印象的な作品。
戦国時代の野武士2人のちょっとコミカルなホラー。スプラッタ映画も顔負けな描写あり。
こんなに意味不明でおかしくて詩情あふれる漫画のエンディングを見たことがありません。
怪奇スリラー3
A5ソフトカバー 貸本短編誌「赤いトランク」
作者不明
この本の中では一番気に入っています。
見た目おじさんの赤いトランクには、恋をして燃えあがってしまうと文字通り溶けてしまう蝋の少女(おじさんの妹らしい)がいて、ボーイの少年を溶かしてしまいました。
ゾウアザラシかいに
坂田靖子
白泉社 チェリッシュ絵本館4
23×31p ハードカバー 32P
1984/7/25初 定価1200
主人公のトムくんが「ばんごはんにつかうゾウアザラシをひとたばかっておいてね」というお母さんのメモを読んで、ファンタジックな旅に出る絵本。実は「ゾウアザラシ」は見間違いで実際には別の食べ物が書いてあったというオチ?があり、暖かくエンディングを迎えます。
寄生人
兎月書房
A5ソフトカバー貸本単行本
定価170円 136p
橋本将次「断末魔(45P)
キ○ガイ博士の話。残酷描写がハンパ無いです。橋本将次は作品の出来にムラがありますが、この作品はかなりキテます。
つゆき・サブロー「寄生人(91P)」
復刻も出てるくらいですので、知る人ぞ知るというよりも、もはや怪奇系貸本の代表作のひとつとも言える作品ですね。
オリジナルの入手困難度はかなりのものだと思われます。