iいばら美喜    「良心」
小島剛夕     「春の淡雪」
北風三平     「蛇と拳銃と人間が」
落合二郎     「黒い燕尾服」

とっくのとうに捨てたはずの「良心」が実在化して登場人物
に襲いかかって来る。その「良心」を銃で撃つと本人までも
死んでしまった。しかしある女の元にだけは「良心」はやって
こなかった。それもそのはず、その女、良心など元から無い
最悪な女であった。