浜慎二 「自殺」
・赤木圭一郎ならぬ青木圭二郎は過って老小説家をジャガーで
轢き殺してしまうが、事件は自殺として処理されてしまう。死に切
れぬ老小説家は霊となって新聞社にその事を小説にまとめ売り込
みに行き採用される。そしてその小説の映画化の主人公に抜擢さ
れたのがその青木。そして演技中に車を運転していた青木は老人
の呪いでそのまま電車に突っ込んでしまった。周囲は言った「青木は
自殺をしたんだ」と。
小島剛夕 「京丸牡丹」
古谷あきら 「黒い蝶」
森千秋 「白蛇の舞い」
多摩海人 「商品人間」
う〜ん、ナイスなタイトル。そして内容もナイス。
友人が人間と同じ動きをするロボットを作ったのに
触発された男は、ロボットのように使える人間を
生み出せる薬を発明してしまう。街の荒くれ者や宿
無しを雇い薬漬けにして人身売買業者に売り飛ばし
て大儲けしたが、その薬には期限があり期限を過ぎ
た途端雇った人間達が正気に戻り、その男に薬を大
量注射してしまい、男はキ○ガイになってしまった。
キ○ガイという言葉が無数に出てくる石森先生が後に
同じ内容で作品化してそうな傑作。