■いばら美喜 短篇

忍法秘話 七巻

A5ハードカバー 青林堂
S39/4/1発行

貸本短編誌「忍法秘話」の7冊目。
白土三平「やませ 第2部」
水木しげる「忍者は一度勝負する」
松山善一「猿」

いばら美喜「死力」28p
兄者にはめられ上忍を討つことになった下忍の死ぬ間際の一撃が強烈です。

忍法ヒキガエル
舌で敵の顔をはぎとる

忍法肉の矢
竹を掴み思い切りしならせ、掴んだ腕を自ら切り落とし弾力で敵へと吹っ飛ばす

刑事 48

貸本短編誌
東京トップ社 定価220円

影丸譲也 表紙・目次+「山村家の人びと」
みやわき心太郎「箱師成金の三平」
みやはら啓一「さよならタンチョウ鶴」
橘時彦

いばら美喜「絶望」23p
強盗が強盗殺人で奪った意味ありげなバッグの中身はパンと週刊誌しかなかった。ふてくされてパンを食べながら、週刊誌を開くとそこには、「ふられて絶望したので毒で自殺しよう」という手紙が・・・

劇画No.1 4号

貸本短編誌 東考社 定価190円

影丸譲也 表紙
関一彦「今夜は家に」
下元勝己「都会」
桜井昌一「落ちる」

いばら美喜「的はずれ」18p
父を悪人に殺された娘の復讐劇

道づれ

ダム建設のために村にいられなくなった娘が作業員を道連れに水の底に。
でもその娘は実は石像だった

劇画No.1 5号

A5貸本短編誌 東考社 定価200円
表紙 南波健次

いばら美喜「道づれ」20p
関一彦「悪魔」
下元勝己「貧しくとも」
桜井昌一「黒い花」

この号は圧倒的に関一彦作品がおすすめ

関一彦「悪魔」

サラリーマンである元悪魔の主人公。
他の悪魔に目を付けられ「1万キロのドンドを持ってこないとまた瓶詰めにするぞ」と脅される。しかし「ドンド」が何だか分からず困った主人公は黒魔術か何かでケケダという頭が二つあるハゲの悪魔を呼び出す。結局そのケケダに悪魔を退治してもらうのだが、とにかく意味不明でシュールなストーリー。

いばら美喜「潮風」
姉を姉の夫に殺された妹の復讐話

劇画No.1 6号

A5貸本短編誌 東考社 定価200円
表紙 南波健次
目次 関一彦

いばら美喜「潮風」20p
関一彦「ネズミ野郎」
下元勝己「悪友」
桜井昌一「神の火」

劇画No.1 7号

A5貸本短編誌 東考社 定価200円
表紙 南波健次
目次 関一彦

いばら美喜「湯の宿」20p
下元勝己「悪友 シリーズ2」
杉山かつひろ「雨の日の回想」
桜井昌一「毒人」

湯の町の宿に泊まりに来た若い医者はそこで娘に父親の治療を依頼される。診療をしたところ盲腸と分かりすぐに手術にとりかかり無事成功する。
だが実はその父親は以前に主人公の父を騙して殺していて、そのことを知っていた主人公は自ら復讐するために一旦命を助け、そしてその後ナイフで刺し殺す。

最後の一言「あなたは病気で死ぬなんてゼイタクだ」

ヤングパンチ 2

東考社ホームラン文庫 A5貸本短編誌 定価220円

表紙・扉 影丸譲也

影丸譲也「でくの棒君・海へ行く」 助手大山学
関一彦「竜鉄也シリーズ2 受けて立つ男」

いずみやしげる「わるい奴ら」 泉谷しげる
扉に「いずみやしげる君、至急住所をお知らせください。郵便が戻ってきます」なんてかかれています

いばら美喜「ある雨の日に」34p
ある雨の日に醜い顔の老婆を家にあげ世話をしたブ男に老婆が若い女に化けて恩返し。幸せに暮らすが子供が生まれた途端に、女は消してしまい、男が必死で探し当てると女は「来ないで」と逃げてしまう。男が無理矢理ついていくと、女は以前助けた老婆に戻ってしまっていた。「来るなと言ったのに」と嘆く老婆。男は「俺にはまだ子供が」と急いで帰宅すると、子供まで顔が老人になっていて、男から離れていくのであった。

怪奇マガジン No2

東考社ホームラン文庫 A5貸本短編誌 定価220円

表紙 いばら美喜

いばら美喜「魔女の森」巻頭2色?刷り 8p
魔女の森と呼ばれる森で、女をそそのかし家から大金を持ってこさせた男。大きな石に座り待っていた男はお金を受け取るやすぐに女を殴り殺し、そして計画通り立ち去ろうとする。すると男がさっきまで座っていた大きな石がむくりと起き上がり男を押しつぶしてしまう。次の瞬間その石は寝起きの魔女に変身していた。深い眠りを妨げた逆鱗に触れたのであった。

直木征「炎の中の女」

水木しげる 読み物「ショックな話」絵 杉山勝広 5p
山川惣治が宇宙人を呼べると言った話が書かれています

直木征「青白い顔」
桜井昌一「夜の顔」

怪奇マガジン No3

東考社ホームラン文庫 A5貸本短編誌 定価220円

表紙 いばら美喜

いばら美喜「老木」巻頭2色?刷り 8p

何百年も行き続ける老木が枯れてくると若い女を吸収して再び生気を取り戻す話。

及川じゅん「暗い中」
滝田ゆう「お通夜の客」
滝田ゆう「鍵」
直木征「半人間」

笛吹川

著者 小島剛夕
つばめ出版 定価200円

小島剛夕の単行本と思いきや剛夕2作、いばら1作の2人集のような内容です。

小島剛夕「紅ばらの里」
いばら美喜「舌切り雀」
小島剛夕「笛吹川」

「舌切り雀」
舌切り殺法の雀源蔵が兄の復讐のために敵を殺していくが、老婆の策略で舌を抜かれた侍と闘い不意をつかれて逆に殺られる。

部長刑事 別冊 瓜二つ

兎月書房 A5貸本短編誌
213p 定価150円

カバー無しですいません

表紙・扉・カット 瓦町三郎

いばら美喜「瓜二つ」30p
田坂晴美「幻」
瓦町三郎「かくし金」
野口まさお「散った鉄粉」
石川達夫「指」
黒田和夫「死の交叉点」

「瓜二つ」
そっくりの2人の少年による入れ違い殺人の話

銃口 2

中村書店 A5貸本短編誌 197p(奥付入れて) 定価150円
レアな短編誌 カバー欲しかったなー

いばら美喜「ぬれ衣」30p
ぬれ衣を着せられたのではなく着せる男の話

河本おさむ「鏡」
佃ひさし「ニ度死ぬ男」
等々力まさかつ「地獄の罠」
横木健二「のんきだナァちゃん」他
北隆二「ばかな男」

咲花洋一「死を招く姥鬼山(うばきざん)」
迷信を利用した村人達の悪事を暴く。
他の作家に比べ圧倒的な画力とストーリー。

戦争5

あかしや書房 戦記漫画作家会 176p 定価150円

表紙 豊田みのる
扉・目次 堀万太郎
堀万太郎「秘密艦隊出動」
いばら美喜「死の逃亡」34p
太平洋戦争末期のビルマ、敗戦濃厚の中で取り残された4人の上官や兵隊。
極限状況の中である者は気が狂い、ある者は水欲しさに仲間を斬り殺す。
黒田和夫「戦場とは地獄だ」
篠崎まもる(扉ではしのざき守)「必殺艇」
佐藤よしろう「対決の島 スペクタル戦記第2話」