ブリキのいえ
森本清彦
フレーベル館
1985/2月 980円 32p
21×27pハードカバー
森本清彦氏によるファンタスティック絵本。
とある骨董品屋で見つけたブリキの家に少年は一目惚れ。購入時に店の主人は「持っているといいことがあるけど、中を絶対にのぞいてはいけません」と忠告。そのブリキの家は時折カーテンが動いたり、煙突から煙が出てきたりして、少年の覗きたい心を刺激します。想像が膨らみ過ぎた少年はとうとう覗いてしまいます。するとぐるぐる目の前が回り、愉快なおもちゃだらけの世界にワープ。楽しげな話ですが最後がちょっと怖くて素晴しい
「カチカチ カチカチ。あたまのなかでもなにかなってるぞ。
そうか、もう ぼくも おもちゃに・・・・」