いまやベテランの域に達し、若手芸人から熱いリスペクトを受けるダチョウ倶楽部。そのリアクション芸を神業視される竜ちゃん、うんちく世界一筋肉世界一のジモンちゃん、勝手気ままな二人を仕切るご苦労様なリーダー。そんな彼らのど～しょうもない(いい意味で)パーティ芸・ギャグを集めた貴重な本です。ダチョウさんの本はあまり出ていないので必ず抑えたほうがいい本ですが、そこそこレアです。巻頭のリーダーによるダチョウ初期のおもしろ話はこれまた貴重。そして「つかみとななんぞや？」という命題とともに話は進んでいきます。

[おもな内容]
ジモンちゃんの般若のお面の仕方
違いシリーズ
もしもシリーズ
一発芸(玉金を水を満たした瓶に入れて「まりも」とかそんなの)

巻末では「やぁ～！」「聞いてないよー！」「ワキアイアイ」の正しいやり方まで解説されていてお腹一杯系です。

ちなみに
厳しいお題が出された時に、竜ちゃんが「俺はやらないよ」と言った後で、他の芸人が次々に「じゃあ俺やります」「俺も」「俺も」「俺も」という感じでみんなが手を挙げていき、最後に竜ちゃんが「じゃあ俺も」としょうがなく手を挙げたところで、今まで手を挙げていた芸人達が一気に手を降ろし「じゃあどうぞ」と竜ちゃんにお題をやらせるお約束ギャグはテレ朝の「ナイナイナ」での1場面から偶然生まれたものでした。