154 洋酒入門

吉田芳二郎
S43/8/1

大阪ミナミは吉田バーの二代目による洋酒の入門書。とにかく世界中のアルコールの瓶やラベルのデザインを網羅していますので本業の方にも重宝がられる本だと思います。当時流行のカクテルの作り方も取り上げられていますが、とにかくみんなシンプルでした。活字ページのうんちく系も酒好きでしたら読んでおくべきでしょう。

名門ハーバード大学

110 世界の大学

本田一二
S41/10/1発行 定価250円 帯有

文字通り世界の大学を取り上げた本です。オクスフォード・ケンブリッジ・ハーバードなどの名門校が大学の歴史や都市の歴史とともに紹介されています。その豊富な写真資料は建築資料として大いに役立ちそうです。青春時代に誰しも憧れる「海外留学」という言葉の響き、だからといって詐称はやめましょう。後半の活字部分では大学そのものの創世から留学の仕方・その予算まで、留学を夢見る若者を駆り立てる記述が満載です。

149 日曜大工

木村鉄雄
S43/5/1

「ここにこんなものがあったら・・・これが日曜大工の原点です」扉写真より
最近のビビビはこれの繰り返しです。「本が増えてきたから、この辺に棚を作ろう」という感じで月2回は日曜大工です。最初は不慣れだった大工仕事も最近は大分慣れてきました。
さて、本の内容ですが、これまたデザインのオンパレード!今、商品化したら絶対売れるんじゃないかという物も多く、作り方や詳細な寸法まで書かれていてかなり有難い本です。近年は今まで以上にデザインが重要視されてますが、いざ買いに行くと実用性がなかったり高価だったりします。そんな時には自分で作れば一番納得いくものが出来る上に安価で、その上筋トレにもなりますよ。

160 東京の味
添田知道
S43/11/1

160 新訂 東京の味
50/7/1 380円
若干紹介店が変更されたり、書き文字風の文字が普通の字体に変更されたりしています。

160 東京の味T
S53/9/1新訂重版 430円

124 駅弁旅行

石井出雄
S42/4/1初 S50/10/1改訂初版
駅弁とはいつの時代も人気なもので、デパートなどの駅弁祭りはいつも大盛況ですね。駅弁食べたさにわざわざ旅行に行く人いることですし。そんな駅弁を地方ごとに路線図付きで解説した本がコレです。ジャケットからしてアジのあるこの本は、博多の釜飯、ばってら・アナゴ寿司・たこめし・いかめしなど今も人気の駅弁や、いまはもう無くなってしまった懐かし駅弁などの写真が沢山掲載されていて、巻末には当時の価格表もあります。駅弁自体の歴史も勉強することが出来て読むだけでお腹一杯にはならない本です。
画像右は旧版、内容も違います。

199 紙の手芸

エキグチクニオ
S45/5/1 250円

カラーブックスお得意のペーパークラフト系。なんの前触れもなく森進一が登場(クレジット無し)。
紹介されるペーパークラフトの数々はどれもカラフルで美しくカラーブックスの本領発揮といったところです。

156 季節の料理 年中行事とお献立

清水桂一
S43/9/1

料理人に人気の本、たぶん。
正月から大晦日までの季節料理の紹介、盛り付けから器のチョイスまで。
奥様にも納得いただける内容です。

145 暮らしの色彩

神戸文子
S43/3/1 250円

日常生活の中で「色彩」は様々な意味を持ち人間の精神にまで影響を及ぼします。そんな色彩の秘密を色別に取り上げ、環境ごとの色の使い方や組み合わせ方までも解説してあります。巻末には花ことばまで収録。これぞカラーブックスといった素晴らしい出来の本だと思います。

123 日本の名菓

鈴木宗康
S42/4/1

日本全国の菓子を紹介。地方による特色・歴史なども解説されています。私は白玉とちまきがあれば何もいりません

187 楽器

皆川達夫
S45/4/1 250円

前半ではクラシック・ポピュラー、両サイドの楽器を多数紹介。歴史や造り方なども紹介されています。後半では「ヨーロッパの古い楽器」と題し、装飾の施された芸術的な楽器が多数紹介されています。巻末の活字Pでは「楽器」の歴史や知識、習い方買い方、資料が解説されています。そこそこレアなタイトル。

112 きもの

井上愛子
S41/11/1 250円

カラーブックスの特色を最大限に活かした美しい作りの本です。
染め方、織り方、多数の美しい「きもの」が紹介されています。
巻末のきもの読物も読み応えあります。

137 アクセサりー
デザインと作り方

竹久みち
S42/11/1 250円

アクセサりースクール院長による美しいアクセサりーの紹介と作り方講座の本です。宝石・金銀銅・石・木・金属など様々な素材・様々な加工法で作られたアクセサりーが紹介され、モノクロページでは詳細な作り方が解説されています。巻末読物にはアクセサりーの歴史や用語解説があります。アクセサりーだけでなくモデルさんがやたら美人だと思います。

142 小住宅

井出正雄
S43/2/1

カラーブックスお得意のしっぶーい内容

108 カラーABC 暮しのための色彩案内

稲村耕雄
S41/9/1

色の科学的分析から、デザイン・インテリアのアドバイスまで色彩に関するエトセトラ。カラー写真多くおすすめです。