| クレサラ被害とは何か? |
クレジット・サラ金が増加すれば多重債務者の増大は避けられない
サラ金・クレジット・カードなど直接金融(キャッシング・ローン)、間接金融(ショッピング・立替払契約)をふくむいわゆる消費者信用残高が急増するにともない、多重債務者が増大することは不可避のことである。そして、支払不能に陥る消費者の多くは一般に中高年の低所得者、高齢者、身障者など社会的、経済的、精神的弱者であり、事業者側の積極的な融資勧誘等にのっかり、「借りては返しの繰り返し」のなかで結果的に返済不能に陥いるのであり、これは社会経済システムがつくり出す構造的な消費者被害とよぶべきである。この問題を放置すると社会・経済の混乱は拡大再生産されることは不可避である。巷でいわれている自己責任原則・借主責任論として放置することのできない重大な社会問題である。
クレ・サラ対協や日本弁護士連合会などのよびかけでこれら多重債務者の救済活動が行われるようになったが、クレ・サラ被害者の救済はその被害状況に対応し、様々な方法がとられている。しかし、そうじて社会的・経済的・精神的弱者である多重債務者らの生活立てなおしと法的整理は大変困難な作業をようする。